皆さんは病院などに行ったときに備えつけの血圧計で血圧を測りますか?
私は毎回測っていますが、自宅で測ると上が130~140の数値です。
ところが、病院で測ると20~40位高くなってしまいます。
血圧が高いのは病院に着いたときは鼓動もいつもより早くなっていて安静状態ではないからだと思います。
実は、病院で測った血圧の結果を伝えているのですが、昨年から少量ですが血圧を下げる薬を処方してもらい飲んでいます。
血圧については、誰もが関心をもっているものの正確な情報、正しい情報がなかなかつかめないですよね。
今日の記事もこの血圧に関することなので気になるニュースでした。
最近になりようやく減ってきましたが、今年の春ごろから「高血圧の基準が140から160に変わったのですか?」という質問が当院にも多数寄せられています。これは完全に誤解(というかデマ)で、日本の血圧の基準は何も変わっていません。では、「上の血圧(収縮期血圧)が140mmHg未満なら放っておいていいのか」というと必ずしもそういうわけではなく、さらにややこしいことに「160mmHg以上の場合は下げなければならないのか」というと、これまたそうとも言い切れません。医師の見解も割れています。そこで今回は非常に混乱の多い高血圧について私見も交えながら整理してみたいと思います。
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オムロン、“心房細動”検出する血圧計 AI活用の新アルゴリズム
オムロン ヘルスケアは、血圧測定と同時に心房細動の検出を可能にする新アルゴリズム「Intelligence AFib」を開発した。この技術は、血圧計で取得する圧脈波を解析することで、心房細動の特徴である不規則なパターンを検出する。従来の技術では個人差が大きいため困難だったこの検出を、オムロンが50年間蓄積した膨大なデータとAIの組み合わせにより実現した。
「Intelligence AFib」は特別な機能を必要とせず、既存の血圧計に搭載できる点が大きなメリットである。既に中国や北米などで販売が開始されており、日本では2025年度中の発売を目指している。
オムロンは世界でもトップクラスの血圧計販売台数を誇り、特に海外での需要が高い。Intelligence AFib搭載製品は、将来的には全ての血圧計に搭載される予定である。
心房細動は脳梗塞や心不全などのリスクを高める危険な不整脈だが、無自覚のうちに進行するケースも多い。高血圧患者は心房細動の発症リスクが特に高いため、血圧測定と同時に心房細動のチェックが可能になることは、早期発見・治療に大きく貢献すると期待される。